7月3日(土)のことです。
サン婆ーちゃんのフロントブレーキキャリパー、外して見たらやっぱり駄目で、手配した中古の方を使うことにしました。ならば、ドンドンやって行こう!
一応確認ですが、冬の塩カル被害に因る錆は相当酷いです。
その点、こちら中古の方は普通の錆でした。
優良なる中古品でした。
ブレーキパッドも上等なのでこれを使うことにしました。
ここで一応、ディスクの厚みだけは確認しておくことにしました。
測定位置が決まっているのは今回初めて知りました。
ジャガーメンテの師匠から貰ったマイクロメーターを
指定の場所に当てて
17.7mm位有るということは
ほとんどちびていない
走って無いですからねぇ。
ガイドピン用の穴の中もブレーキクリーナーで掃除
赤い錆が出て来ました。
右が中古の方 こっちを使おう
掃除が終わって、新しいゴムブーツを付けました。
キャリパー本体もパーツクリーナーで掃除して
綺麗になったところで
溝にはしっかりとシリコングリスを塗っておきました。
あのグリスはただ単に滑りを良くする為ではなくて
錆びない様に油膜を張る為だと悟りました。
まずはピストンシールを溝に入れて
次にピストンを入れるのですが
ダストカバーの取付け方法が難しく、
今回の作業の一番のポイントになります。
ダストカバーの入れ方は二通り まず一つはこれ
こうやってピストンに被せておいてから
ピストンを入れながらカバーを溝に入れ込むやり方
これで出来る人もいるらしいですが
試してみましたが難しくて、私は直ぐに諦めました。
もう一つはこれ エアーコンプレッサーが有るならこれが好いと思います。
最初にキャリパー本体の溝にカバーを嵌めてしまっておく。
キッチリ溝に入っていることがこの時点で確認できるのも好いと思います。
でも、この方法だとここにピストンを入れるのが難しいのですが
その簡単な方法が有ります。
後ろからエアーを風圧を調整しながら吹いてやって
ダストカバーが膨らんだところでピストンを差し込んでやります。
エアーの強さを調整するコツを掴むまで
ちょっと時間が必要ですが
エアーの力加減が分かれば、このやり方の方が簡単です。
一発では無理かもしれないですが
これならそんなに苦労せずに入れられます。
キャリバー本体の組付けまで完了しました。
エアー抜きして
漏れも無いことを確認して終了です。
走行距離はまだこんなものです。
今後もそんなに走らないでしょうから
ディスクもパッドも減らないでしょう。
ブレーキフルードとリペアキットをこまめにメンテすれば
今回の様なことにはならなくて済むと思われます。
今回のメンテは 好い勉強になりました。