10月28日(土)のことです。
山へクヌギ実生苗を植えに行ったのですが、メインの目的は干し柿にする為の柿を貰いに行くことでした。親戚の柿を貰います。山へ行く途中で柿を採る為の道具の竹を借りて、山へ行き用事を済ませ、帰りに柿を採る、そんな流れでした。
流れそのものに問題は無かったのですが、
サン婆ーちゃんに積んでいた竹が枝垂れた木の枝に当たって折ってしまう、
と言うトラブルを起こしてしまいました。
完全な私のミスでした。竹が無いと柿を採ることも出来ないので、
何とかしなければなりません。
応急処置が出来れば好いので、
柿の実採りはその補修材料を探すことから始まりました。
ー大事な竹を折ってしまったー
見渡したところ適当な堅い添え木を探すと
枝らしき物は無く
芯だけになった木の屑が転がっていました。
これなら強度はそんじょそこらの枝より堅いので
鉈で手頃な長さに加工して
サン婆ーちゃんに積んで有ったロープで応急処置完了
早速、柿の実を採る
枝を挟んで捻って折って採ります。
10分程で小さいバケツがほぼ埋まりました。
もう少し採るので場所を移動したのですが
イノシシが掘った痕があちこちに有り
ここらでも害獣被害が有る様です。
こちらの地域ではこうした熟した柿の実のことを「じゅくし」と言います。
この柿は渋柿なのですが
これは甘くて美味しいのでここで食べたいと思い、1個だけ貰うことにしました。
小さなバケツに二杯、満杯となりましたので
引き揚げることにしました。
川の傍で熟しの皮を剥いて一つ頂いてから帰りました。
翌日、干し柿に変身しました。