6月5日(日)のことです。
本格的に暑くなる前に去年から効きが悪くなっていたエアコンを
更新するつもりで新しいのは買って置いてあるのですが
今回は何とか自分で交換してみたいなぁ なんて考えていまして
ネットで色々と研究してみたり
一度に更新するよりも少しずつやろうかな なんて考えて
今日は取り敢えず既設のエアコンを撤去するだけしとこうと
そんなことを考えておりました
工具は一応これだけ有れば良い様で。
日立製作所の フロン22の 機械だということは分かりました。
15年位前の機械ですから当然旧冷媒
今回の機械は新冷媒のフロン32
だとどうなるの?
コンプレッサーは今までのものがそのまま使えるの? とか
冷媒配管は交換した方が好いのそれともそのまま使えるの? とか
素人には不安が多い
そこでその道のプロに電話で相談してみると
「交換できるならしておいた方が良い」とのこと
新冷媒は旧冷媒よりも圧力が1.5倍位高いそうで
フレア部分が弱いそうです。
それじゃ
その冷媒管のセット物が売れているらしいので
次はそちらも買いに行かなくちゃ
なんてことを考えながらも
取り敢えず処分するつもりで撤去作業を開始しました。
まずは現況こうなっておりますが どこから手をつけるかというと
まずは二箇所のバルブのキャップを外します
上が高圧側で室外機のコンプレッサーから冷媒が圧縮されて半液体状態で室内機へ向かって流れて出て行くところ
そして下が低圧側で室内機で役目を終えて低圧ガスとなった冷媒がコンプレッサーに引かれて戻って行くところ
この理屈が分かるとこれからの作業の流れが自然と見えてくるはずです
これからやることはこのセットの中にある冷媒ガスを室外機に全て戻して封じ込めてしまうこと
これを ポンプダウン というらしい
ですからエアコンを運転してコンプレッサーを動かし冷媒を室外機に戻したら高圧側で送り出さないようにバルブを閉めてどんどん冷媒を戻らせてから最後に低圧側のバルブを閉めて冷媒を室外機に閉じ込めてしまう そんな作戦作業です。
ということでエアコンを運転させないといけないので
室内機の方に行って
一気に冷媒を戻す為に設定温度を最低の16℃にしてガンガンに冷やしてやります
ネットで調べた指南書を片手に
まずは高圧側のバルブを閉めます
これでコンプレッサーが集めた冷媒ガスが室内機へ戻ることができなくなります。
バルブを閉める過程でここでエキスパンションバルブと同じチョーク作用でバルブが急激に冷えた様です
しばらくするとガスが流れなくなったので冷却も収まっていっているのが分かります
もうガスは全て室外機に回収されてしまったようですので
バルブ周りの冷却も無くなり結露しました。
低圧のバルブを閉めてしまいます
これで冷媒ガスの室外機への封じ込めが完了しました。
エアコンの運転を止めて 電源も抜いておきます。
室外機で電源線も外さないといけないので感電や短絡をしない様に
また室外機側に戻って
今度は冷媒配管を外していきます。
ガスはプシュッとも言わず外れました
ちゃんとエアコンガスがポンプダウンされた証拠ですね。
次は外壁を出たところで室内機と冷媒配管を接続していることろを断熱材を外して探し出し
外してしまいます
これで室内機も外しやすくなりました。
エアコン更新の為の既設撤去作業は終了しました
このセットを会社へ持って行ってリサイクルに廻します。
後日
家電リサイクル券という名のマニフェストを見ると
再商品化等料金が900円
収集・運搬料金が1,000円
消費税が152円
合計が2,052円となっていました。
参考までに