いなかを楽しむ生活2 Life Enjoying Country

都会を真似ない 夢見ない 妬まない いなかを受け入れて 楽しむ生活の記録です

防災訓練 隣近所 Disaster prevention practice

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9月2日(日)のことです。

町区全体の防災訓練が行なわれました。

私の地区からも私を含め5名が参加しました。

 

全参加者は主催者側も含めて100名以上の規模でした。

今年は去年と違って、小学校の体育館での机上訓練でした。

最近は風水害、地震と自然災害が多いので

こういった訓練は必要だと皆が思うのでしょうねぇ。

きっと各地で盛んに行なわれていることでしょう。

私も自分の地区70所帯程の会長を仰せ付かっているので

参加しない訳にもいかず、出席しました。

 

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各町内で机を囲んでグループになるように設定されていました。

訓練としては

水害が発生し

避難勧告、避難指示が順次発令されていくという流れの中で

各町内として、個人としてどの様なことをすべきなのか

そしてどの様なことを準備しておくべきなのか

グループで話し合う、そして発表する

というものでした。

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全体の町内会の連合会長主催だけれども

市の消防署の指導の下で行われました 

行政活動の一環としての設定と思われます。

彼らは上からの指示でも有り

一生懸命に業務に励んでいる訳ですが

私はと言えば

参加要請が有り

町内会長という立場なので出席しましたが

平の役員なら出席していなかったかもしれません。

町内会の役員は行政の職員では有りません。

災害時、町内会長には相当のプレッシャーが掛かるものと思われます。

しかし、行政の職員でも無い一介の市民に対し

たまたま町内会長になった人に対し

どこまで行政はどこまで要求するのでしょうか?

それには強制力が有るのでしょうか?

それは無いと思うのですが

会長職ともなると責任感の強い人になれば

そして、こんな訓練を受けたなら余計に

自分のこと自分の家族のことをさしおいて

町内の避難困難者等への対応に追われることになるのではないでしょうか。

 

7月豪雨災害の後で

NHKの番組をみていましたが

町内会長が老人の避難誘導に出掛けたまま帰らぬ人となったと。

奥さんは悲しんでおられました。

でも、誰もどうしてあげることもできないのでは?

 

行政は私たち市民にどうしろと言うのでしょうか?

今流行の自助努力ですか?

自分たちの責任でどこまでしろと言うのでしょうか?

 

最近、考えるのですが

普段も災害時も

隣近所をお互いが気遣えあえばそれで充分なのでは?

皆さんが期待する様な美談にはならないでしょうが、、、