これまたちょっと昔の話になりますが
2011年の12月06頃の話です。
昨日の話から一年後のことです。
薪ストーブのちょっと大きめを導入した時のことです
これは据え付けて初めて着火した時の写真です。
来月寒くなれば 13℃以下が私の基準ですが 焚きます 薪ストーブ。
薪ストーブの場合簡単に火力を絞ったりしてはいけないので
焚くならできるだけ80%くらい以上で焚くことにしてます。
その前のストーブと違い火力が強いので部屋の温度が直ぐに上がり
12月に焚いた時にはストーブの部屋の温度は30℃を越える訳です。
すると薪ストーブは輻射熱で暖める ということは知っていても
なんとかこの暖かさを廊下を挟んだ隣の寒い部屋に持っては行けないのだろうか
てなことを考える訳です 人間の考えというものは 9割以上が欲でできておりますので
考えなきゃ良いのですが...
そこで思いついて実験をしてみることにした訳でございます。
材料はこの100φのパイプファンと
孟宗竹
近所の竹藪から貰って来ました。
薪ストーブの有る部屋から
廊下を挟んで(左の部屋から右の部屋へ)
隣の部屋へ
暖かさを 余分な暖かさを送れないものだろうか
壁に穴を開けました。
赤土と竹で出来た壁に丸穴を開けることは困難を極めました。
醜い施工で申し訳ございません。
あの世のおじいさんすんません。
土壁の穴開けは難しいです。
これではプロにはなれませんですなぁ。
廊下はご覧の通り和風な感じになりました。
ヘタなりのささやかな抵抗ですか。
しかしながら 奮闘空しく
この部屋の暖かいという空気は隣の部屋には届きませんでした。
風量の問題かとも思いました。
しかし風量を多くする為に大きなダクトを取り付けて
大きなファンで送風したとしてもほとんど変化は無いと思われます きっと。
その後やってみてはおりません ここでは。
その部屋が暖かいのはその部屋に薪ストーブが有ってそこに自分がいるからで
自分が温かくなっていて
部屋の空気が暖かくなっている訳では無い ということでしょう きっと。
我が家でも同様の実験もしましたがもちろん大きなファンで
ほとんどファンの効果は有りませんでした。
今回の試みはやはり失敗でした。
薪ストーブを検討の方 参考にして下さい。
また 他の実験結果が出ましたら 教えてやって下さいませ。