5月4日(火)のことです。
この日はリアのブレーキディスク更新を行いました。そのコツは掴んでいたものの、
このジャガーの場合リアブレーキには普通のブレーキとは別に
一般的にはサイドブレーキと言うと思うのですが
パーキングブレーキというのが付いています。
エレクトリックパーキングブレーキと言って電動です。
略してEPBと言います。
これの対処の仕方が分からず
OBDⅡによる診断機の購入までしました。
それは今回は使わずにできそうな
おおよそのイメージは出来たので
不安ながら作業することにしました。
この日も晴天下でのメンテ開始が嬉しい
準備したブレーキディスクも残りリアの二個となりました。
リアは作業の前にEPBの解除をしておく必要が有ります。
キーを差し込むだけ
エンジンを掛ける必要は有りません。
キーをアクセサリー位置まで回すと
パーキングブレーキは電動で自動的に掛かっていることが分かるので
このスイッチを押して解除します。
解除出来ました。
ですが、ここでキーを回して抜いてしまうと
またブレーキが自動的に掛かってしまうので
キーオフにしても
キーは差したままにしておくのがコツです。
ジャッキアップしてブレーキがフリーになっていることを確認して
タイヤを外したら 作業開始
右が普通のブレーキで左の小さいのがEPB
まずEPBから外すことにしました。
流れは一緒で
EPBのパッドを外してからEPB本体を外します。
でも、EPBは内側からピンを打って抜いて行く様になっているので
これがなかなか上手く出来ませんでした
穴が小さいし。
どうしてもピンが抜けて来ない
何処かに釘が当たっている感じがするのですが
よく分かりません。
時間ばかり過ぎて行きます。
ボルトを緩めて本体を外してからにしようかと考えて
13mmのソケットでボルトを緩めると
これ以上はボルトが抜けない状況になったので
再度パッド外しに挑戦
556を吹いてみたりしながら
コンクリート釘というのが有ったのでそれでやってみたら
何とか動きました。
これがコンクリート釘
長さも穴のサイズもピッタリでした。
釘の先端が尖がったままでは駄目だったので
先端を潰してやりました。
コンクリート釘が我が家に転がっていて幸いでした。
やっとで外れたEPBのブレーキパッドを見て驚きました。
パッドが残っていない!
1mmも無い!
パッドが外せたお陰でEPB本体も外せました。
リアブレーキパッドのピンもコンクリート釘が活躍
残りはこのキャリパー取付けボルトを緩めるだけ
キャリパーが外せたので喜んでいたら
またもや嫌な物を発見してしまいました。
4個の内、一個だけですが
ピストンのダストカバーが破れていました。
追加のパーツ手配が必要になって ガッカリ
ブレーキディスクの更新だけでは終わらなくなってしまいました。
旧車のメンテのあるあるですからしょうがないのですが、、、