12月20日(日)のことです。
いよいよ薪割り機の試運転調整最終段階
実際に薪割りをしてみようと思いますが
例の桜の木はわりと太いので 最初はもっと細いのを
割ってみることにしました。
カブトムシ幼虫ハウスの隣に置いてあった玉切りの中から
細めのものを集めてみました。
まず最初に選んだのは10cm以上有る樫(カシノキ)
細い様ですが
それなりに堅いです 名前からして堅い木と書く位ですから。
割れるまでは力が入るけど割れ始めれば一気に
カーン ガシャーン
と跳ねた木がシャッターを叩きました
小さいながらもこんな傷が付く位だから 体に当っていたら相当痛いはず
割れ方にビックリしていましたが
私の作った薪割り機でちゃんと割ることができた
記念すべき瞬間でもありました。
それではと
次は15cm程の椎の木
これはグシャっていう感じ
スパッとは割れません 粘りが有るというか
次はモチノキ
これは年輪が詰まっているし節が多いので割れ難いのですが
流石のパワーです。
ケヤキは堅いんだけど割れればスパッと
おやっ 幼虫が出て来ました。
結構大きく育った日本玉虫の幼虫でした。
結構調子良く割ってきたけどそれなりに不具合も見えてきました。
凄いパワーでボルトを引っ張るもんだから
割れた瞬間に縮んで戻るのか
ナットが緩んできました。
もう一度締め直して赤いマジックでマーキングしておいて
割る台の幅としてはこれくらいの幅が有るのは有効的だと思われます
スライドガイドも有効に効いている様です。
これはまた先程のモチノキよりも少し太いやつ
これは割ることが出来なかった
というよりも割ることを止めたと言った方が良いかも知れない
そのまま押して行くと何かが壊れそうなパワーを捻り出さないと割れない気がしました。
後方のシリンダー押さえを見てみると
膨らんでいる
曲がってしまった
あれだけ厚いLアングルが二重になっているのにそれが折れ曲がっている
それ程20トンの油圧シリンダーというやつのパワーは凄い
私のパワーの常識を遥かに越えたもので有るらしい
それなりに割ることは出来ましたが
あの桜の木を割ってみようという気にはなれませんでした。
この薪割り機ではこれ以上太い玉切りは割ることができないと判断しました。
このシリンダーを生かし切るには
もう少しちゃんとした工業製品を作るしか無いようです。