6月1日(土)のことです。
この日も朝9時から予定が入っていたので、それまでの短い時間にまとまったことはできず
確認やら、準備やらをして時間を過ごそうとしていました。
まずは、ミツバチ達の様子でも見ておこうかと
通路を歩いていると
顔に異物が当る感覚を覚えるや
スッと身をこなし、
咄嗟に避けたところで確認すると
それは一晩で完成させられた
巨大な捕獲兵器でした。
一番最初に眼に入ったのがこの犠牲者
花粉を持ち帰るところをやられたらしい
犠牲者は他にも
犯人であり且つ巨大兵器の設置者はこやつか?
哀れにも花粉だけを残して
既に姿を消された犠牲者も居る様です。
その時、最初に発見したミツバチが
ぴくっと動いた気がしたので
慎重に糸を外しながら手に取ってみると
まだ動けそうでした。
自然に対して
こんなことはするべきでは無いことなのかなと思いつつも
出来る限り糸を取り除いてから
巣箱の入り口に置いてやりました。
他のミツバチ達は気が付かないのか
自分の仕事に一生懸命な様です。
すると、よろける様にして
板の橋から落ちそうになったので
また、手を貸そうかと思ったのですが
中から一匹の蜂が出て来たので
気が付くのか
期待して暫く見ていました。
ミツバチも落ちることはなさそうだったので
そのままにして
この後は彼らに任せることにして
立ち去ることにしました。
その後、巣まで戻れたのなら良かったのですが、、、