いなかを楽しむ生活2 Life Enjoying Country

都会を真似ない 夢見ない 妬まない いなかを受け入れて 楽しむ生活の記録です

ドラム缶式窯による竹炭作り その5(最終回) Making bamboo charcoal by the drum-type kiln Part 5(the final episode)

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2月11日(木)のことです。

竹炭作りも順調に進んでいる様で

後は煙の量と色の変化を見ながらタイムリーに進めながら

 

最後は窯の空気を遮断してそれ以上は燃やさずに

炭になって貰う様に そこまで行ったらお終いです。

これは550度まで測れる温度計 200度計をオーバーしたので

これからはこれで測りたいと思います。

 

f:id:inakatano2:20160219210741j:plain13時14分 セット後徐々に上がって 200℃を越えてきました。

煙が青くなるのにはもう少し掛かるのかな ということで

少し抜け出て町内会の街灯をメンテしに行って来ました。

 

f:id:inakatano2:20160219211003j:plain14時22分 帰ってみると温度は315℃になっており

煙の量は少なくなっていました。

f:id:inakatano2:20160219211300j:plainそして こう見ると煙が青く見えると言えるのかな?

f:id:inakatano2:20160219211429j:plain14時40分 340℃になり もう煙が透明になってきました

f:id:inakatano2:20160219211537j:plain窯の中を覗いてみると

f:id:inakatano2:20160219211645j:plain奥の方 真っ白に燃えています

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もう煙が透明になったと判断して

14時45分 今から30分間 ネラシ を行います。

窯の中のガスを一気に燃やしてしまう作業のことを ネラシと言うらしいです。

こうすることで更に窯の温度を上げ 良質な炭を作ることになるらしいです。

でもこれをやり過ぎると炭が燃えてしまって収量が少なくなるのだとか 経験が必要な様です。

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14時45分 350℃です。

f:id:inakatano2:20160219211947j:plain14時51分 470℃です。一気に中のガスが燃えて高温になったようです。

f:id:inakatano2:20160219212236j:plain15時6分 550℃の目盛りを振り切ってしまっていました。

f:id:inakatano2:20160219212331j:plainその時の窯の中の様子

f:id:inakatano2:20160219212402j:plain15時8分 焚口からの酸素が入らないようにレンガで塞ぐ作業に取り掛かりました

f:id:inakatano2:20160219212519j:plain15時20分 粘土でしっかりと密閉してしまいました。

f:id:inakatano2:20160219212557j:plain煙突も蓋をした上に粘土でしっかり密閉しました

これで完全に酸素が遮断されたので

これからは竹に灰に成らずに炭になって貰いたいと思います。

f:id:inakatano2:20160219212729j:plain15時25分 最後に雨除けをして 本日の竹炭作りは終了です。

予定より2時間くらい早く終わりました。

窯出しの日が待ち遠しいのですが

休日毎に雨降りでその気になれず まだ姿を見ていません

今度も天気悪そうだし...