いなかを楽しむ生活2 Life Enjoying Country

都会を真似ない 夢見ない 妬まない いなかを受け入れて 楽しむ生活の記録です

竹の節取り冶具製作 manufacturing a fixture to remove node of a bamboo

f:id:inakatano2:20150505223346j:plain

5月2日(土)のことです。

私の“今年こそ” 話題の一つですが

本日ふと気が付いて我が家の椎の木を見たら

 

花序が しかもたくさん 付いていました。

去年が初めての確認だったのですが

去年は実が生らずに椎の実拾いができませんでした。

f:id:inakatano2:20150505223530j:plain

でも今年はこの数ですから きっと出来るでしょう。

今年こそできると好いなぁ (まめすけ)って雰囲気で見てました。

 

最近は夕方少しなら作業ができる程明るいので

4月28日のことなのですが仕事帰りに

例の孟宗竹の割った竹の節取りをしました。

その時あるアイデアが閃いたのです。

f:id:inakatano2:20150505223843j:plain

いつもの様にナタで節を落としていると

いつに無く硬い感じがしました。

そうなんです。

2,3日割ったままにしておいた為

乾燥して節が硬くなっていたのです。

そんなにたくさん叩いた訳でも無いのに

右手が疲れてきた とその時閃いたのです。

ふと左手を見ると手頃なサイズの手頃な重さの丸いものを発見

f:id:inakatano2:20150505223939j:plain

それで節を叩いてみるとそれなりに取れてくれる。

これ良いかも、行けるかも

f:id:inakatano2:20150505224404j:plain

この丸い物はガスボンベの頭に付いている保護キャップの様なものです。

f:id:inakatano2:20150505224453j:plain

適度な重みが功を奏し割りと簡単に

しかも割りと綺麗にスパッと取れて

節取りが楽にできる。

 

そこで今日、本格的に冶具の製作に取り掛かりました。

題して

竹の節取り冶具 竹節スパッと取れガスぜ

それではその製作風景をどうぞ

f:id:inakatano2:20150505225523j:plain

材料のガスボンベの蓋と

鉄筋棒@25mmくらい各1

ともにそこら辺に転がっています。

f:id:inakatano2:20150505225734j:plain

こんな感じにして使いたいと考えています。

直接キャップを持つのは危険かもしれないし

取っ手が有った方が持ちやすくて

とっても好い。

f:id:inakatano2:20150505225811j:plain

スパッと落とす為には刃の部分を鋭くしなければなりません。

f:id:inakatano2:20150505225918j:plain

万力に挟んで

f:id:inakatano2:20150505225958j:plain

チョークで白く塗った所をサンダーで削ります。

f:id:inakatano2:20150505230047j:plain

一回目の試し切り

まずまずだがもう少し削ると更に良くなりそう

f:id:inakatano2:20150505230132j:plain

これで合格としました。

f:id:inakatano2:20150505230210j:plain

今度は鉄筋棒を溶接します。

f:id:inakatano2:20150505230247j:plain

仮付けで試し切りしてみました。

OK

f:id:inakatano2:20150505230410j:plain

本溶接

f:id:inakatano2:20150505230434j:plain

OK

f:id:inakatano2:20150505230501j:plain

切れ味OK

完成です。

 

その結果5月6日(水)に節取りをした時には

f:id:inakatano2:20150507211014j:plain

ネコ一台分の節取りをするのにナタで30分掛かっていたものが

約半分の15分位で出来るようになりました。

f:id:inakatano2:20150507211147j:plain

このゴミを見たら分かるように

大きい節がそのまま取れています。

大成功ですね。

恐るべし

何だったっけ

竹の節取り冶具 竹節スパッと取れガスぜ